中古車ローンにまつわる話

Posted on 7月 8th, 2011 by Itou Bisaki2009-09-01

自動車免許を取得して、20年ちかく経つ。
都市部から少し離れた、のどかな風情の私の町では、生活に自動車が欠かせない。
自転車で通学した高校を卒業したらすぐ、私たちは自動車免許を取って、自転車から自動車に乗り換える。
それからは、買い物に行くにも、友だちの家に行くにも、自動車に乗っていく。
まさにひとり一台、家の庭に家族の人数分の自動車がとまっている景色も普通なのである。
免許取りたての若者たちは、最初から新車に乗ることはまずない。
中古車ローンを組んで、中古車から車生活を始めるのが王道である。

中古車ローンを組むといっても、もちろん未成年では無理だ。
収入があっても、未成年の場合は、ローンを組む際に保証人が必要なのである。
そこで、免許を取ってすぐの若者は、自分の親に頼んで、ローンを組んで中古車を購入してもらい、そのローンの金額を親に毎月支払っていく形をとる。
自分の代わりに購入してもらうのだ。

中古車ローンを親に完済できたら、晴れて自動車のオーナーである(正式には、その自動車の名義は親のものであるのだが)。
自動車が家に届いたら、早速運転開始だ。
なにしろ大型スーパーも駅も役場も遠くて、必要にせまられているのだから。
当然、免許取りたては、運転するにも技術が足りず、慣れるまではこすったり、ぶつけたり。
とてもとても新車では怖くて練習どころではないのだ。
乗りたおして中古車に更に貫禄が出てきたころ、運転技術も上達して、「そろそろ新車に乗り換えようかな」という気にもなったりする。
そのころには、自分でローンを組める年頃になっているのだ。

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